
中国の多くの地下鉄ではAlipay(支付宝)で簡単に乗ることができます。
乗車には、各都市ごとに設定が必要です。
今回は、その設定方法と、乗車方法についてご紹介いたします。
なお、都市によってはAlipayが対応していないこともございます。
渡航前に、Alipayで設定ができる都市なのか、確認することをおすすめいたします。
1、Alipay(支付宝)とは

アリペイとは、We Chat Pay(微信支付)と並び中国で利用されている2大モバイル決済手段です。
以前は、中国の銀行口座を所有している人しか利用できませんでしたが、数年前から中国以外のクレジットカードを紐づけて、外国人でも利用することができるようになりました。(機能に一部制限あり。)
アリペイは、単に決済できるだけではなく、様々な機能が備わっており、その一つが地下鉄・バス乗車機能です。
中国に旅行するなら、インストール必須です。
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2、設定方法
まず、設定は都市ごとに必要です。
また、同一都市であっても、地下鉄とバスは別々に設定が必要だったりします。
今回は、広州の地下鉄のケースで説明いたします。
(どの都市もほとんど同じです。対応していない都市もあります。)
※これより前の事前設定として、クレジットカードの登録が必要です。
①アプリを開いてトップ画面上部に検索BOXがあるので、そちらで都市名を検索します。
都市名は、簡体字で検索しないと出てこない場合があります。
検索がヒットすると、mini-programsのところに、地下鉄のミニアプリが表示されますので、タップします。
②赤枠「去乘车」(地下鉄に乗る)をタップします。
③案内が表示されますので、「马上领卡」(すぐに受け取る)を押します。
④赤枠部分にチェックを入れて、「Agree and obtain card」を押します。
⑤Use nowをタップします。
(昆明の場合はカード種類を選択する画面が表示されます。Kunming Metro Cardを選べば大丈夫です。)
⑥これで地下鉄に乗る設定は終了です。
アプリのトップにあるTransportを押せば、QRコードが表示されますので、これを使って地下鉄に乗ることができます。
QRコード↓
日本にいても、この設定はできます。
中国渡航前に設定をしておけば、到着後スムーズに乗車できますので、おすすめです。
3、QRコードを使って地下鉄に乗車する方法
手荷物検査場を過ぎると改札があります。
改札に、QRコードをスキャンする箇所がありますので、そこに読み込ませればOKです。
(下の改札は昆明のもの。都市によって多少違いますが、大体同じだと思います。)
改札から出るときも、同じようにスキャンします。
広州のもの。読み取り部は上部についています。
とある駅で見つけた、駅構内のミニチュア模型。
どの駅も、券売機があって、手荷物検査があって、改札があります。
駅にもよりますが、手荷物検査時は、ペットボトルの飲み物はカバンから取り出して、いつでも検査できるように準備しておいた方が、スムーズです。
4、まとめ
外国人観光客でもAlipayを利用して乗車できるようになり、中国の地下鉄もかなり利便性が高くなりました。
ご紹介のとおり、設定も非常に簡単です。
中国旅行・出張で地下鉄等を利用する予定の方は、事前に設定を済ませておくことをオススメいたします☺