【2024年5月】北京の地下鉄・空港鉄道の乗り方 #北京首都国際空港

北京地下鉄首都機場線

先日、北京観光をしてきました。
事前に、北京の地下鉄は中国の身分証が必要で、外国人は券売機で自由に買えないとネット情報で見ておりましたが、実際にその通りでした。(一部駅を除く。)

慣れれば、特に支障はありませんでしたが、一番初めは、どうやって買うの??と少し戸惑いましたので、今回備忘録も兼ねて、記事にすることにしました!

1、空港鉄道(北京地下鉄首都機場線)について

北京には国際空港が2つありますが、今回利用したのは北京首都国際空港(PEK)の方です。
日系航空会社や中国国際航空(エアチャイナ)を利用する場合は、こちらの空港になります。
中国南方航空や中国東方航空などは、2019年に開業した北京大興国際空港(PKX)を利用することになるかと思います。

第3ターミナル駅にて(鉄道は下のフロアにあります。)

停車駅

停車駅は次の通りです。
・3号航站楼駅(3号航站楼)- 第3ターミナル駅
・1・2号航站楼駅(1・2号航站楼)- 第1・2ターミナル駅
・三元橋駅(三元桥站)- 地下鉄10号線接続駅
・東直門駅(东直门站)- 地下鉄2・13号線接続駅
・北新橋駅(北新桥站)- 地下鉄5号線接続駅

料金・チケット買い方

料金は一律25元です。(540円/2024年5月現在)

チケットは券売機で購入できます。


空港鉄道は、身分証不要ですので、外国人でも自由に購入することができます。
支払いは、現金・QRコード決済(Alipay・WeChatPay)が使えました。

チケットはカードタイプです。
改札退場時に回収されます。

乗り方など

ホームはシンプルなので、戸惑うことはないと思います。
第3ターミナルの場合は始発駅ですので、来た電車に乗れば大丈夫です。
第1・2ターミナルの場合は、「北新桥(Beixinqiao)」方面の電車に乗ってください。


時刻表(第3ターミナル駅)
1時間あたり、最大で6本あります。


車内はこんな感じです。
始発駅でしたので座れましたが、第1・2ターミナル駅から乗る場合、時間帯によっては座れないかもしれません。
なお、約40分で終点の北新橋駅まで行きます。
料金も安く、快適なので、とてもおススメです♪

2、地下鉄について

北京地下鉄は世界最長で、東京の地下鉄(2社)の2倍以上の総延長です。
北京は公共交通機関を使えば、どこにでも行けるくらい便利ですが、外国人旅行者には一つ壁があります。
それは、中国の身分証がないと、一卡通(北京の交通カード)や自動券売機の利用ができません(´;ω;`)
その辺りも踏まえて、ご紹介いたします。

北京地下鉄の路線図

料金・チケットの買い方

駅に行くと、自動券売機がありますが、途中で中国の身分証挿入が必要になりますので、外国人旅行者は利用できません。
旅行者が多い駅については、券売機の近くに駅員がいる場合があるので、声をかけると、ダミー?の身分証を挿入してくれてチケットを購入することができます。
もし、券売機近くに駅員がいない場合は、有人のチケット売り場がありますので、そちらで買いましょう。
いずれもパスポートの提示を求められる場合があります。(北京滞在中は必ず携行してください!)

自動券売機


駅員さんにダミー?の身分証を挿入してもらったら、あとは現金orQRコード(Alipay・WeChatPay)で決済すれば、チケットがでてきます。
QRコード決済は、「扫码支付」を押すとできます。
なお、料金は3元(約60円)~です。とても安いです。


何故かわかりませんが、地下鉄1号線「天安門東駅」の自動券売機は身分証がなくても買えました。
外国人旅行者が多いからかもしれません。

乗り方

地下鉄に限らず、中国の電車は基本、改札通過時に荷物と身体検査があります。
大きい荷物は、X線検査装置に通す必要があります。

改札では、購入したチケットを改札上部にタッチすると開きます。
プラットホームに行けば、方面ごとに分かれていますので、間違えないように電車に乗ります。
(この辺りは、日本と変わりません。)


プラットフォーム


改札を出るときは、カードを挿入します。(同時に回収されます。)
地下鉄は、身分証問題で少し面倒に思ってしまいますが、駅員さんも優しく対応してくれますので、慣れたら、そこまで不便には感じなかったです。

3、まとめ

北京は交通公共機関が発達していて大変便利ですし、タクシーもDiDiなどで気軽に呼べて、しかも安価なので、移動はとてもし易いです。
タクシーはDiDiを使うと5分乗車で100円台とかもあります。

ちなみに今回、記事にはしていませんが、バスも大変便利です。
なお、バスについては、中国の身分証なしでAlipayでの決済ができますので、是非利用してみてください。
現金決済よりも便利で、なおかつ料金も安くなります!

最後まで見ていただき、ありがとうございました。
皆様の参考になれば、幸いです。
それでは(^^)/