
中国の広東省にある中国3番目の大都市「広州市」を流れる中国で3番目に長い河川「珠江」で運行される珠江ナイトクルーズに乗船してきました。
広州で一番の観光地である広州塔や、珠江沿いにそびえる超高層ビルなどを、心地よい夜風に吹かれながら、一度に見ることができました。
また、船内ではカフェや軽食・アルコールも販売していたり、復路では伝統芸能や書道の達人によるショー、そしてオークション形式による巻物の販売など、かなり!!楽しめました。
この記事では、珠江ナイトクルーズの出発場所、チケットの購入方法、料金、クルーズの内容などをご紹介いたします🚢
1、出発場所
今回私は「天字埠頭」という場所からクルーズに乗船しました。
なお、ネット情報によると、「大沙頭遊船碼頭」や「黄沙埠頭」、「太古倉桟橋」からも出ているようです。
天字埠頭の場所↓(百度地図の場合はこちら)
天字埠頭へは、沙面島からDiDiを使って向かいました。
(約20分、17元(340円)。)
土曜日の20時前に到着しましたが、結構賑わっています。
真っ赤にライトアップされていて、かなり目立ちます。
正面右側に、乗船券の券売機があり、英語が喋れるスタッフもいました。
2、チケットの購入方法・料金
私は、当日に建物の外にある券売機で購入しました。
20時頃に訪れたのですが、その時には一番人気のあるルーフトップ席は売り切れておりました。
なお、Trip.comでも購入可能ですので、訪問時間が決まっている方は、事前に購入することをオススメいたします。
料金も割引があったりするので、券売機で購入するよりも安かったりします。
↓クリックでページに飛びます。
クルーズは複数の会社が運行しており、今回私が乗船したのは「珠水百年号豪华船」という船です。
5分~10分おきに、どこかしらの船が出発している感じでした。
ちなみに、今回のクルーズ時間は70分。
この船の他には、「广州财富号豪华游船」「珠水信息号」「珠水百味·花城明珠游船」などがあるようです。
券売機での料金体系ですが、
ルーフトップ席:188元
2階席:155元
1階窓側席:138元
1階真ん中席:108元
のようになっていました。
※料金は記録し忘れてしまったので、大体です💦
↓券売機…微信支付(We Chat Pay)で支払いました。
※支付宝(Alipay)は、外国クレジットカード紐づけアカウントだと使えませんでした。
また、購入の際は、パスポート番号と中国の電話番号を入力する必要がありました。
(中国の電話番号はないので、係員に聞いたところ、適当な数字で良いとのことで「1111111」と適当にいれました(笑))
↓チケット…エントランスと乗船時に提示します。
座席番号も記載されています。
今回は、ルーフトップ席が売り切れのため、1階窓側席(138元)を購入しました。
ただ、これは乗船してわかったのですが、1階席でも2階席でも、1階~ルーフトップまでのデッキには自由に行くことができ、1階席及び2階席の乗客が実際に座席を利用するのは、復路(だいたいの人が往路で満足して、座席に戻ってくる。)のみです。
ルーフトップ席は、夜景を楽しむには素晴らしい座席ですが、1階席ならではの楽しみ(後述します)もありますので、最安値の1階真ん中席でも、全然OKだと思います!
3、いざ乗船🚢
チケットを買ったのは、出航5分前でしたので、大急ぎで船乗り場に向かいました。
エントランスでチケットを見せて入場。
1号登船口と2号登船口があります。英語のアナウンスもありました。
今回乗船する船。
1階座席はこんな感じ。
チケットは「小食」付で、グリーンピースのお菓子が各テーブルに置かれていました。(無料)
ドリンクバー?もあり、温かいお茶ときゅうりフレーバー水が飲み放題です。
座席にはメニュー表もあり、QRコードで注文することもできます。
お値段も良心的です。
フードカウンターもあり、そこでビールも販売していました。
司会の進行とともに、船はすぐに出航です。(船内はオール中国語)
出航するとともに、1階フロアの乗客が立ち上がり消えていきました。
後を追うと、後部の階段でデッキに行くことができました。
かなり序盤ですが、めっちゃ綺麗です。
複数のビルのライトアップが連動していて日本にはない光景。
ルーフトップ席はこんな感じ。
手前に柵があり、1階席、2階席の乗客は、これ以上先には行けません。
4分の3はルーフトップ席、残りがデッキとして開放されている感じです。
出航10分ほどで、広州塔が見えてきました。
左手には、広州の新市街(CBD)の超高層ビル群が見えています。
中央左の黄色く光っているのが、広州国際金融センター(广州国际金融中心、通称IFC)で、103階建ての高さ440M。
それよりも高い右側の建物は、2016年完成のCFT金融センター(周大福金融中心)。
こちらは111階建ての高さ530Mで、広東省で一番高い建物です。
(広州塔は高さ600Mなので、その次に高い。)
広州塔のすぐ近くまでやってきました。
本当に綺麗な彩です。
カラフルなだけではなく、様々なメッセージも表示されています。
首が疲れるほど、高いです。
広州塔を超えて、2つ目の橋近辺でUターンをして、発着地に戻ります。
ここまで約30分ほど。
ここでデッキに出ていた多くの乗客が席に戻っていきました。
私も、圧巻の夜景に興奮してしまい、だいぶ疲れましたので、みんなと一緒に戻りました。
なお、クルーズの乗客の9割は中国の方だったと思います。
さて、席にも戻ると、なんと伝統舞踊?のショーが始まりました。
船内でもエンターテインメントがあるのは知らなかった(; ・`д・´)
5分程のショーの次は、書道家による、書道実演!!
これが結構面白かった(*‘∀‘)
書き終わった後は、そのままオークション会場に。
100元で前方の乗客に買われていきました!
その後も、ストックの巻物の販売や、新たな実演もあり、帰着直前までショーが行われていました。
(ちなみに、最初の巻物以外は買われませんでした。私も欲しかったですが、デカすぎて持って帰れないので買いませんでした。笑)
この間は、ずっと1階にいたので、ルーフトップ席の状況はわかりませんが、これが楽しめるのは1階席だけですので、この席にして良かったと思いました(笑)
あっという間に70分が経ち、出発地点のターミナルに。
到着した21時半過ぎには、クルーズチケットの販売は終わっていました。
4、まとめ
とりあえず乗ってみた珠江ナイトクルーズですが、クルーズ・夜景・広州塔・伝統舞踊・書道家のパフォーマンス・オークション会場を一度に楽しむことでき、想像を超えて本当に楽しかったです。
広州に来た際には、是非乗ってほしいです!
なお、チケット買う際には、We Chat Payが必要なので(現金でも行けるとは思います。)、事前にインストールと設定を忘れないようにしましょう。
もしくは、Trip.comで事前購入をしておけば、かなりスムーズに乗ることができると思います☺
(購入の際は、天字埠頭以外の港から出航するチケットもありますので、お気を付けください。)
最後まで見ていただき、ありがとうございました☺
