【2024年5月最新】144時間トランジットビザ取得方法@北京首都国際空港 #中国 #北京 #TemporaryVisa

144 hour visa-free transit@beijing capital airport

今回、中国を経由するにあたり、144時間トランジットビザを北京首都国際空港で取得しましたので、取得方法についてご紹介いたします。

(追記)※2024年11月30日から、日本のパスポートを所持している人は、30日以内の中国滞在については、ビザが免除となりました。そのため、144時間トランジットビザの取得は不要となります。

1,中国入国のためのビザについて(日本国籍の場合)

以前は、日本国籍保有者の15日以内の短期滞在については、査証免除でビザの取得は必要ありませんでした。
しかし、コロナウイルスのパンデミックにより2020年3月以降、当該査証免除措置が停止になり、コロナ後は日中関係があまり良くないことから、査証免除が再開になっておりません。

したがって、中国を訪れる場合は、ビザを取得する必要があります。

①中国を経由して第三国に行く場合(=トランジット)
⇒トランジットの場合は、通常のビザに代えて、中国の指定空港で取得できるトランジットビザが利用できます。
24時間ビザと144時間ビザがあります。(今回私が取得したのは144時間の方です。)
なお、24時間も144時間も料金はかかりません。

②中国を目的地とする場合
⇒事前にビザの取得が必要です。日本国籍でシングルビザの場合は、7,250円となっております。(2024年5月現在)
日本橋夢屋さんがビザ制度についてわかりやすくまとめていますので、詳細についてはこちらをご確認ください。

2,144時間トランジットビザについて

144時間トランジットビザの条件は以下の通りです。

・日本を含む53か国の国民であること。
・有効期限3か月以上のパスポートを所持しており、中国を経由して第三国・地域へ入境すること。
・144時間以内に第三国へ出国する航空券を所有していること。
・次の空港・港湾に到着すること。
①北京首都国際空港、北京大興国際空港、北京西駅、天津浜海国際航空、天津国際クルーズ母港、石家荘正定国際空港、秦皇島海港。これら口岸で入境した場合の滞在可能地域は北京市、天津市、河北省。
②上海虹橋国際空港、上海浦東国際空港、上海海港口岸、上海鉄路口岸、杭州蕭山国際空港、寧波櫟社国際空港、南京禄口国際空港。これら口岸で入境した場合の滞在可能地域は上海市、江蘇省、浙江省。
③広州白雲国際空港、深セン宝安国際空港、掲陽潮汕国際空港。これら口岸で入境した場合の滞在可能地域は広東省。
※当ビザは到着する空港によって、移動できる範囲(地域)が限定されますので、中国国内を自由に移動できるわけではありません。

パスポートの有効期限があって、乗り継ぎで中国に滞在する方であれば、普通に条件を満たします。

3,北京首都空港での取得の流れ

降機⇒ビザ取得⇒入国審査の順になります。
北京首都国際空港第3ターミナルでは、入国審査(イミグレ)の手前を右方向に少し進むと、トランジットビザ取得用のカウンターがあります。
※手前に指紋採取用のマシンがありますが、こちらは登録しなくて大丈夫です。


カウンター手前に、申請用のカードと記入台がありますので、忘れずに記入をします。
(↓記載時はARRIVAL用のカードもDEPATUREの上についてます。)


記載が終わったら、カウンターに提出します。
担当官より、出国時の飛行機のチケットの確認・滞在先ホテルの予約の確認がされますので、すぐに提出できるように準備をしておきましょう。(スマホの画面でもOKでした。)
書類等に問題なければ、ビザのステッカーをここで貼ってくれます。


この後は、入国審査(イミグレ)に行きます。
また改めて、カードを書く必要がありますので、イミグレ直前の記載台で作成しましょう。(カードもそちらに置かれています。裏面も記載欄あり。)
※写真のカードは提出後のものになりますので、半分回収されています。


カードの作成が完了したら、入国審査のレーンに並び、入国審査官にパスポートと併せて書類を渡し、晴れて中国へ入国です
どの手続きでも、そこまで並んでいることはありませんでしたが、対応してくれる人もあまり多くはありませんでした。
トランジットビザのカウンター到着~入国まで、スムーズにいけば40分くらいってところです。
皆さん優しく教えてくれたので、困ったことは特にありませんでした。

ちなみに、北京首都国際空港第3ターミナルにおいては、入国審査後にAPMといわれる無人のトレインに乗ってターミナル3Cに移動し、そこで手荷物をピックアップ、税関を通過して晴れて自由!という流れになります。


私の場合は、トランジットビザ取得に時間がかかったこともあり、荷物の受け取り所についたころには、乗ってきた便のターンテーブルがすでに停止しておりました。
荷物を探したところ、航空会社(エアチャイナ)のLost&Foundカウンターの目の前に置かれていましたので、同じような状況になった場合は、カウンターの前を確認してみてください。

まとめ

北京首都国際空港での144時間トランジットビザの取得は、とても簡単でした!
ただ、空港によって方法が変わるみたいで、深センでは保証人が必要と言われた。。なども知人から聞きました。
深夜到着だと、対応する人員も限られて予期せぬトラブルに巻き込まれることもあるみたいなので、入国に際して不安な方は、日中到着の便をオススメします(^^♪
また、制度や取得方法が突然変わることもあるかもしれませんので、実際に渡航される前には、一度調べてくださいね♪

最後まで見ていただき、ありがとうございました。