先日、マレーシア航空にて成田~クアラルンプール経由~バリ・デンパサールの往復航空券を利用したのですが、日本出発2日前に出発便が欠航になり、、何とかクアラルンプールに行ったものの、到着早々に帰りの便が変更になり、、となかなかめんどくさいイベントに遭遇してしまいました。
結果的には、他社便に振替をしていただき、事なきを得た。というよりかは、支払った運賃よりも良い飛行機に乗ることができてある意味ラッキーだったのですが、調べたところマレーシア航空で同様の被害(?)に逢われている方が多々いるみたいで、この経験が皆様の参考になればと思い、今回記事にすることにいたしました☺
1、出発便が欠航~他社便に振替~
出発2日前に突然結構のお知らせメール
Trip.com経由で航空券を購入し、マレーシア航空は欠航が多いと聞いていたものの、出発3日前までは特に変更もなく安心しておりました。
そして、出発2日前の早朝に目覚めてスマホをみたところ…マレーシア航空からSMSを受信していました。
( ゚Д゚)
成田からクアラルンプール行きの飛行機がキャンセルになったとのこと。
(ちなみに最後まで欠航の原因はわからずでした。乗客が少なかったのかな…)
クアラルンプールはもちろん、最終目的地バリでのホテルやツアーなどは全て押さえておりますし、今回は親戚も含めて大所帯です。
日程変更は困る・・・
Trip.com経由での購入でしたので、ひとまずTrip.comのアプリから問い合わせをしてみることに。
AM6時にもかかわらず、なんと日本語対応の電話窓口(IP電話)がありました。
電話を掛けると、待ち時間なしですぐに対応していただけました。(素晴らしい…)
ただし、Trip.comで出来ることは、同一会社(マレーシア航空)の別便に変更申請のみで、他社便振替は対応できないとのことで、とりあえず当初より12時間遅い22:30の飛行機へ変更申請をしてもらうことにしました。(変更が遅れて、それすら乗れなくなると困るので(;’∀’))
なお、他の日時の便への変更はTrip.comのアプリでも可能でした。
マレーシア航空日本支社に電話
しかしながら、当初はクアラルンプールで1泊滞在する予定でしたので、ホテルも予約・支払い済みですし、睡眠なしのトランジットでそのままバリに向かうのは体力的にキツイ・・ということで、なんとかならないか調べたところ、同じワンワールドの日本航空が当初の搭乗時間の約1時間後に、成田発クアラルンプール行きの便を飛ばしていることがわかりました!
これに変更できれば、、、、
Trip.comより他社便への振替などは直接航空会社に相談してほしいと言われておりましたので、事前に聞き取っていたマレーシア航空日本支社(03-4477-4938)へ電話することに。
なお、平日の9時から18時は日本語対応、それ以外は英語とのことで、9時ぴったりにかけてみましたが、混雑のため少々お待ちくださいのアナウンスでなかなか繋がらない。。
30分ほど待ちましたが、全然ダメ。。
その間に、搭乗予定の便が翌日の便に勝手に変更されてる。。。
マレーシア航空により翌日出発の便に振替されたのですが、これ。。
乗り継ぎ時間が足りないというか、乗り換え便出発後にクアラルンプールに到着するので、乗り過ごし確実です(笑)
JAL便に振替してもらう
日本語対応窓口はいつになっても繋がりそうもなく、変更された便では困りますし、時間もないので英語窓口に連絡。
英語窓口は待ち時間なしですぐにつながりました。
搭乗予定の便が航空会社都合でキャンセルになったこと、日本航空の便に振り替えて欲しいことを伝えると、予約番号と搭乗者の全員の名前を聞かれて、確認するので少し待って!との返事。
5分ほどの保留を経て、日本航空への振替OK!とのこと!
そのあと、振替便の便名日時の相互確認を行って、チケットの発券。
発券後にメールでチケット情報が届き、内容の確認を電話口の方と一緒に行って、トータル30分くらいで終了。
マレーシア航空の対応は結構スムーズで、あっさりと解決できて良かったです。
しかも、安い航空券代でJAL便を利用できることになって、とてもラッキーでした!
搭乗したJAL便(B767)↓↓
席も広くて快適でした。
無事にクアラルンプールに着いて一安心。
2、帰国便が変更~他社便に振替~
クアラルンプールに着いてひと安心。のはずが、復路便が欠航に。。
旅行当日、振り替えてもらったJAL便で快適にクアラルンプールに無事に到着し安心したのも束の間。
夜ご飯を食べて就寝前にメールチェックをしたところ。。。
はい~。帰りの便も欠航となり、別の便に振替になりました(;´Д`)
当初は、バリ@16時25分⇒クアラルンプール19時35分、約4時間のトランジットでクアラルンプール@23:30⇒成田@7時40分の飛行機でしたが、クアラルンプール⇒成田の便が欠航になり、クアラルンプール@翌朝8時00分⇒成田@16時10分となりました。
クアラルンプールに20時前に着いて、翌朝8時の便だと、近隣のホテルに泊まるにしてもゆっくりできず、空港でトランジットするには長すぎる。。。しかも今回は親戚も一緒ですし、朝到着後に新幹線で自宅に帰り翌朝から仕事の人もいます。。
この旅程だと困る。。
ということで、翌日はクアラルンプールからバリに行く予定でしたので、空港カウンターで交渉してみることにしました。
事前に振り替えてもらえそうな便を調べる。
空港に向かう前に、振り替えてもらえそうな便がないかを調べました。
①マレーシア航空は、良い時間の便がなくNG
②クアラルンプール到着後に日本に向かう便は他社含めても、羽田関空含めてもなしでNG
③バリ⇒成田の便を調べると。。ありました。ガルーダインドネシア航空の直行便!しかも時間も都合よく、当初の予定通り朝到着が可能です。
ただ、同じアライアンスや提携航空会社じゃないと、振替してくれなさそう。。。
(マレーシア航空はワンワールド加盟(JALと同じ)、ガルーダインドネシア航空はスカイチーム加盟)
調べていると、ガルーダインドネシア航空とマレーシア航空は、いくつかのルートでコードシェアをしていることがわかり、ガルーダインドネシアの便への振替で交渉してみることにしました。
↓ガルーダインドネシア航空のWEBサイトより
クアラルンプール空港のカウンターで交渉
クアラルンプール空港にて、バリ行きの飛行機のチェックインの際に、復路便が欠航になり変更になった旨を伝えたところ、“C”カウンターにある発券カウンターに行くように言われました。
↓チェックインカウンターです。(発券カウンターは撮り忘れました。)
Cカウンターに行くと、端のほうにTicketingと書かれた発券カウンターがありました。
2組ほど並んでいましたので、10分程待ちます。
対応してくれた職員に事情を話して、振り替えて欲しいガルーダインドネシアの便を伝えました。
すると、確認すると言い、どこかに電話をかけ始めて、待つこと5分。
振り替えできるよ!とのこと!
その場で発券してもらい、すぐにメールで新しいeチケットが届きました。
かかった時間は約20分ほどで、無事解決(^^)/(本当良かった…)
前回の電話対応同様、今回の職員さんの対応もスムーズでとても良かったです。
(なお、今回も最後まで欠航の原因はわかりませんでした。笑)
(日本路線は搭乗率が低いのでしょうか…)
全行程、マレーシア航空で予約したつもりが、マレーシア航空に1回(KUL⇒DPS)しか乗らないことになるとは全く予想していませんでしたが、今回マレーシア航空を選んだ大きな理由は安かったから。
ガルーダインドネシアの直行便は2倍以上していましたので諦めたところ、まさか直行便で帰れるとは…内心超ラッキーでした。
↓↓搭乗したガルーダインドネシア便(A330)
新しい機材ではありませんでしたが、シートピッチも広くて、とても快適でした。
3、今回の経験を経て、欠航時にするべきこと5選
①まずは、航空券を購入した代理店に連絡してみる。
欠航になってお困りの方は、個人で手配した方が多いと思います。
多くのOTAでは、チャットや電話で問い合わせを受け付けています。
ただし、OTAによっては、チャットボット(自動応答)からオペレータ(人)になかなか切り替わらなかったり、電話が全然繋がらなかったりすることも多いと思います。
この場合は、言語(英語など)を変えてみると繋がったりしますので試してみてください。
その面、Trip.comは日本語でのサービスがとても充実していて、私個人は好んで使っています。
OTA:Trip.comなどのオンライン旅行代理店
②代理店で解決しない場合は、航空会社に連絡。
外資系航空会社の場合、日本語対応の窓口を公開していないところもあります。
日本に就航している会社であれば、就航空港にかけてみるのも一つの手です。
ネットで「空港名+航空会社名+電話番号」で検索すると電話番号がヒットするかもしれません。
ちなみに、アメリカへのフリーダイヤル(Toll free 800)でしたら、Skypeを使って無料でかけることもできますので、英語ができる方はアメリカのサポートセンターに架電する方法もあります。
③連絡する時間がない場合は、空港カウンターで交渉。
空港カウンターであれば、意思疎通もしやすく良いですが、長蛇の列で時間がかかることもありますので、当日搭乗予定の場合は早めに行ったほうが良いです。
私は今回、搭乗の3時間に空港に到着しましたが、結構ギリギリでした。
④代替案を調べる。←これ大事!!
可能であれば、交渉前に代替案を自分自身で調べることをおススメします。
こちらから案を提示できれば、交渉がかなりスムーズに進みます。
また、ベストではない案を航空会社から提示されることも多々あるので、自分で調べておくのが吉です。
具体的に何を調べるとかと言うと、、
・搭乗予定の航空会社のアライアンスと同じ航空会社を把握。
・同様に提携航空を把握。
・変更になった区間をスカイスキャナー等で検索して、どこの航空会社が何時に飛んでいるかを調べる。
⇒振替できそうな便があれば、便名と時間をメモしておきましょう。
⇒同じアライアンスor提携航空会社の便であれば、他社便振替に応じてくれる可能性も高いです。
⇒交渉の際は、冒頭に「この便に振り替えてもらいたい」と伝えればスムーズに話が進むと思います。
⑤保険で補償してもらえないか調べる。
海外旅行保険(クレジットカード付帯保険含む)に加入していれば、航空会社都合で便が欠航や変更になった場合に、航空券代や食事代を補償してくれる場合があります。
加入している場合は、保険適用対象かを調べましょう。
4、まとめ
今回の旅行は大所帯であったこともあり、欠航は勘弁と強く願っていたところに、まさかの2回も欠航による変更があって、結構焦りました(笑)
今回の経験を踏まえて、マレーシア航空は評判通り欠航が多い航空会社との印象ですが、意外だったのは欠航時の対応が非常に良くて、他社便への振替もかなりスムーズにやっていただきました。
結果的には、安い金額で、本来であれば2倍以上する飛行機に搭乗することができて、ある意味感謝しています。笑
また、今回もしLCCだったら、、、と思うと、やっぱりある程度大事な旅行にはFCCを使うべきだと再実感しました。
(当初はLCC(スクート)の利用も検討していました。)
ちなみに、ガルーダインドネシア航空はANAと提携しているため、ANAのマイルを貯めることができました。しかも、座席クラスが”Y”でしたので獲得率も良く、トラブルなりにもラッキーな旅になりました。
それでは、最後まで見ていただき、ありがとうございました!