みなさん、ことら送金はご存じですか?
銀行振り込みをする際の振込手数料って、本当無駄で、なるべく払いたくないものですよね。
私も振込手数料をなるべく減らすために、口座間の資金移動は証券会社を介してみたり、振込相手と同じ金融機関で振込をして手数料を抑えたり、、いろいろなことを実践してきました。
最近、ゆうちょ銀行が「ことら送金」に加盟したとのニュースを見て、少し調べて、実際に使ってみましたのでご紹介します。
なお、結論から申し上げると、ことら送金に加盟している金融機関であれば、無料で銀行振込をすることができます!(10万円以下、金融機関により回数制限等あり。)
また、一定の条件がありますが、送金相手の口座番号がわからなくても、相手の携帯電話またはメールアドレス宛に送金することがきます。
これは逆もしかりで、ことら送金を使えば、送金してもらう相手に口座番号を教える必要はありません。
1,ことら送金とは
ことら送金とは、4メガバンク※の出資により、2021年7月に設立された(株)ことらが運営するサービスです。
従来の他行振込は、全銀システムというシステムを介しており、全銀システムへの手数料が銀行の負担となっておりました。
そこで、J-Debitというデビットカードの決済のために構築されていたシステムを小口資金の移動に利用することで、手数料を無料にした新しいサービスが「ことら送金」です。
※みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行
2,加盟金融機関
2024年3月現在、284の金融機関が加盟しているようです。
メガバンクはもちろん、信用金庫まで加盟しているので、ほとんどの金融機関が対応していると言っても過言ではないのでしょうか。
☆加盟金融機関はこちらからご確認ください。
なお、代表的な金融機関の送金制限等は以下の通りです。
2024年2月21日には、ゆうりょ銀行も取り扱いを開始し、個人間の資金移動は変革を迎えるかもしれませんね。
3,ことら送金の使い方
ことら送金ですが、金融機関のスマホアプリを使うことを想定しています。
例として、ゆうちょ銀行と三井住友銀行のスマホアプリ画面を以下に貼ります。
<ゆうちょ銀行>
下部の「送金支払」を押すと”ことら送金”が出てきます。
こちらで、送金方法を指定することができます。
なお、どの金融機関でも共有ですが、携帯電話番号及びメールアドレス宛に送金する場合は、送金相手が、ことら送金の設定を済ましている必要があります。
<三井住友銀行>
振込・送金メニューを選択すると、ど真ん中に”ことら送金”のメニューがでてきます。
ゆうちょ銀行同様、わかりやすかったです。
4,まとめ
いかがでしたでしょうか。
対応金融機関も多く、使い方も非常に簡単で便利ですよね。
個人的には、通常の振込とことら送金の区別なく一元化していただき、振込手数料は無料にしてくれると、もっと良いなとは思いますが、これだけでも躍進ですよね。
あとは送金金額の上限がもっと大きくなってくれると嬉しいです。
みなさまも銀行振り込みをされる際は、ことら送金を使ってみてください♪
最後まで見ていただき、ありがとうございました!