【リスボン】レンタカー借りてみた。借用・返却方法&高速・ガソリンスタンド利用方法等 #ハーツレンタカー #ポルトガル #Via Verde

lisboa_highway

先日、ポルトガルのリスボンでレンタカーを借りました。
公共交通機関では行けないところに行けて、貴重な体験が出来てとても良かったです。
日本とは交通ルールも結構違いました。
今回は、レンタカーの借り方からポルトガル(リスボン)の交通事情まで、簡単にお伝えいたします。

1、レンタカーの予約について

今回は、ハーツレンタカーを利用しました!
理由は、他と比べて料金が安価だったこと、保険関係が分かりやすかったこと、クレジットカードの特典があったことです。

ポルトガルのレンタカーについては、こちらに別記事がありますので、良かったらご覧ください。

予約はハーツレンタカーのWEBサイトを利用して行いました。
利用前に、ハーツレンタカーのサポートセンターへ1度問い合わせをしましたが、日本語対応可能でした!
全世界で展開しているレンタカーブランドですので、その辺りはとても安心です。

2、レンタカー利用当日について(出発編)

予約時間に店舗に来店。


リスボン中心地だったためか、店員さんは英語に堪能でした。
保険は、こちらで説明を受けて加入の可否を決めます。


今回は、初めてのポルトガルでの運転でしたので、保険をフルでつけました。
ちょっと高かったですが、慣れていない旅行先での運転であれば、付けることをオススメします!
丸1日利用で料金はこんな感じです。
オプション料金が結構かかってしまってますね(;^_^A


ちなみに料金の詳細は以下のとおりです。(VAT(付加価値税)込み)
①Days(レンタル基本料金) €37.99
②CDP Discount(会員割引) €3.80
③SDW Super Damage Waiver(免責補償・NOC補償) €25.83
④PAI personal Accident Insurance(搭乗者傷害保険) €11.07
⑤e-Toll Servise(日本で言うETC利用料・強制) €2.18
⑥Road Tax Fee(道路利用税・強制) €3.69
⑦Premium Emergency Road Service(ロードサービス) €9.23
⑧Tyres & Grass(飛び石&パンク保険) €10.45

正直、④と⑦は入らなくても良かったかもしれません。

店員さんから、レンタカー利用上の注意などを聞き、事前に撮った写真をiPadで見て傷の確認を行い、クレジットカードで決済をして、入店後10分掛からずに、車のキーを貰いました。
この時iPadで確認をした車両の写真は、後ほど、登録したメールアドレス宛に、PDFデータで送られてきました。下の写真は一部で、実際はもっとたくさん写真あります。


なお、この時に€236のデポジットをお支払い。
ガソリンを入れて、レンタカーを返却すれば、デポジットも返却されるとのことでした。
キーを貰ったら、そのまま駐車場に向かって、車に乗って出発です。

今回は、ルノーのClioクラスを予約していたのですが、アップグレードされており、ルノーのCAPTURが来ました。


アップグレードされて嬉しいですが、大きめの車体でビビりながら出発です。
この車もそうですが、ポルトガルはマニュアル車が主流ですので、オートマチック車が良い方は、事前に指定して予約しましょう。

3、ポルトガル・リスボン近郊の運転について

まず注意点ですが、リスボンの運転に慣れていない方は、旧市街の方(Baixa地区など)には行かないようにしましょう!
恐らく泣きます。。笑
というのも、道路はとても狭く、急坂に迷路…、更にバス・トラムは走ってくるし、路駐はたくさん。。。日本では考えられない厳しい道路事情です。笑

さて、リスボン市内を出発して、高速道路に乗りました。
ポルトガルには日本のETCのようなものがございまして、Via Verdeといいます。
現在は、レンタカーに装着するのが義務となっているようですので、全ての車に付いているはずです。
Via Verdeについては、事前に登録等は不要です。
後述しますが、後日レンタカー会社から自動で請求がきます。

これです↓


高速道路は支払い方法別にレーンが分かれておりますので、Via Verdeを利用する場合は、緑字に白いVのマークがあるレーンを利用してください。
万が一、現金払いのレーンに行った場合でも、機械にVia Verdeのボタンがあれば大丈夫です。
なお、料金所にはスタッフが全くおりませんでした。


ちなみにポルトガルの高速道路は、日本と比べると格段に安いです。
約40km走っても、€2.55でした。
一般道とはけた違いにスムーズで安全ですので、積極的に利用するのがオススメです。
速度制限は基本120㎞/hでした。


高速のジャンクションを間違え、再度乗り直すところです。
こちらは(間違えて)現金払いのレーンを利用しました。




写真に納めるのを忘れましたが、ポルトガルはラウンドアバウトがたくさんあります。
日本には、ほとんどありませんので、初めての方は困惑すると思います。

とても分かりやすく説明している動画がありました↓↓
HOW TO DRIVE IN PORTUGAL (RULES, ROUNDABOUTS & MORE!)

途中、ロカ岬に寄りました。
ユーラシア大陸最西端は壮大です。


ポルトガルでは、駐車場や路肩に駐車する際は、チケットマシンで支払いをする機会が多いと思います。
時間帯によって、有料だったり無料だったりしますので、標識を確認しましょう。
下の標識は、平日(DIAS UTEIS)の9時から19時まで&土曜日(SABADOS)の9時から13時まではパーキングチケットの購入が必要です。
逆を言えば、それ以外は無料になります。


上の標識がある場合は、近くにチケットマシンがあります。
駐車する時間を選択して、支払いを行うとチケットがでてきますので、このチケットを車のダッシュボードの見える位置に置いておきます。
ちなみに、ここは世界遺産(マフラ宮殿)の隣にある駐車場ですが、2時間で€1.2でした。
Via Verdeも使えるそうですが、やり方がわからなかったので試してません(;^_^A


1日ドライブを満喫して、帰路につきました。
日本のレンタカー同様、ガソリンは満タン返しになります。
なお、高速道路のパーキングエリアにはコンビニ併設型のガソリンスタンドがありましたが、ガソリン価格は街中よりも少し高めでした。

今回は、レンタカー屋の真横にガソリンスタンドがありましたので、そちらで入れます。
こんな感じで、とてもコンパクトなガソリンスタンドが街中にたくさんありました。
車を横付けして、セルフで給油します。
(ほとんどの車でオクタン価95のGasolina 95 Simplesを入れておけば大丈夫です。)
給油が終わったら、すぐ近くに店員さんが待機している一角があり、そこで支払いを行いました。

4、レンタカー利用当日について(返却編)

レンタカー屋の駐車場に乗り入れたところ、スタッフの方がおり、その方がiPadを操作しながら、車の状態確認を行ってくれます。


すぐに確認は終了し、レンタカー会社のiPad端末を利用して、デポジットの返金と同意のサインをして返却完了です。トータル2分くらいだったと思います。とてもスムーズでした。
(返却後すぐに、確定した代金のレシートがPDFデータでメールアドレス宛に送られてきました。)

なお、高速料金(Via Verde利用分)はどうやって支払うのか質問したところ、約10日後に、レンタカー代金を決済したクレジットカードに請求が行くとのことでした。
(実際に10日ほど過ぎたときに、登録したメールアドレス宛に請求書が届きました。請求書には、予約番号・車種と併せて、高速道路を利用した区間が詳細に記載されていました。)
自動的にクレジットカードで決済されますので、特に何もしなくて大丈夫です。

5、まとめ

今回、ポルトガルでレンタカーを借りましたが、個人的には借りて良かったです。
ただ、交通事情が日本と違ったりするので、そもそも日本でも運転はほとんどせず慣れていない方は、よく検討した方が良いと思います。

あと、私はポルトガルで他のレンタカーを利用していないので、比較はできませんが、ハーツレンタカーは案内もスムーズで、車も素晴らしく、とてもおススメできるレンタカー会社でした!

ガイドブックにはないオリジナルの旅をしたい方には、レンタカー是非オススメです!

それでは、最後まで見ていただき、ありがとうございました